「徳の貯蓄 -修養:新渡戸稲造著-」
30数年のユネスコ運動の中で、新渡戸稲造の教えに接することができました。新渡戸は明治44(1911)年に『修養』という本を出しています。その第8章「貯蓄」の項で「徳の貯蓄」が大切であると書かれています。「徳の貯蓄はいかなる人、いかなる位置においても、行わんとする意志があれば、必ずできる」「徳の貯蓄だけはいつからでもできる。僕は常に思う、一番大切なことは何人にもできることである。しかして徳を積むことはすなわちそれである」地球上をポピュリズムが闊歩している今日、百年読み継がれている不朽の名著から、平成後の日本人のあるべき姿を学びたいものです。
(2018)
■「信頼の貯蓄」
■「北風は太陽に負けない!」
■「全体の中で生きる個」
■「感謝にまさる能力なし」
■「ゆく河の流れは絶えずして」
■「食足りて礼節を知る」
■「子曰く」
■「満は損を招き…」
■「中道を行く!」
■「一隅を照らす」
■「地球に生かされている!!」
■「人生は心ひとつのおきどころ」
■「美しい地球を子供たちに」
■「1492年、コロンブス新大陸発見の見方・考え方‼」
■「成田の地に、空港決定から半世紀‼」
■「徳の貯蓄 -修養:新渡戸稲造著-」
■「この大地は祖先から譲りうけたのではなく、子孫から借り受けているものである
(ネイティブアメリカンのおしえ)」
■「自反尽己(じはんじんこ)」
■「苦難にまさる教師なし」
■「十年樹木・百年樹人」
■「百萬経典・日下之燈」
■「一に国語、二に国語、三、四がなくて五に算数、あとは十以下」